Post SMTP Mailer/Email Log の使い方
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215442/usage-post-smtp.jpg)
プラグイン概要
Post SMTP は WordPress サイトに SMTP を使ったメール送信機能を埋め込むことができるプラグインです。 WordPress が作成したメールデータを SMTPを使って送信するために必要な設定を簡単に行うことができます。 ウィザードを使って必要な設定を順番に設定できるので、迷うことなく設定できると思います。 最近では AWS の EC2 などのマシンから直接メールを送信することが禁止されていたりするので、問合せのメールが送信されないとか、システムからのメールが届かないとか、いろいろな問題が発生するため、SMTPの設定はもはや必須と行っても過言ではありません。 このプラグインを使ってサクッと設定してしまいましょう。
このページでは Post SMTP Mailer/Email Log の基本的な使い方を紹介します。
SMTP サーバには AWS(Amazon Web Services)の SES(Simple Email Service) のサーバを使用する方法を書いていきます。
インストール方法
まず、WordPress のダッシュボード画面を開きます。
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215445/usage-post-smtp-01.jpg)
- ダッシュボード左側のメニューから「プラグイン」を選択します
- 表示されたメニューから「新規追加」を選択します
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215448/usage-post-smtp-02.jpg)
- 表示された検索画面のキーワード欄に「Post SMTP Mailer/Email Log」と入力します
- 表示された検索結果の Post SMTP Mailer/Email Log の情報を確認します
- 「今すぐインストール」ボタンをクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215450/usage-post-smtp-03.jpg)
- プラグインのインストールが完了すると「有効化」ボタンが表示されるので、このボタンをクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215452/usage-post-smtp-04.jpg)
- 有効化が完了するとプラグイン一覧が表示されるので「Settings」をクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215454/settings_post-smtp-1.jpg)
以上で Post SMTP Mailer/Email Log のインストールが完了し、設定画面が表示されます
Post SMTP Mailer/Email Log の使い方
まずは AWS SES の設定を行っていきますので、AWSマネジメントコンソールのページにログインをしてください。
AWS のコンソールで SESを使うための設定を行っていきます。
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215501/usage-post-smtp-05.jpg)
- AWS のサービス一覧から「Simple Email Service」をクリックします
まずはメールアドレスの登録から行います
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215503/usage-post-smtp-06.jpg)
- 左側メニューの「Email Addresses」をクリックします
- 上部にある「Verify a New Email Address」をクリックします
次にSMTPの情報を取得します
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215505/usage-post-smtp-07.jpg)
- 左のSMTP Settings をクリックします
- SMTPサーバの接続情報が表示されているのでメモしておきます
- Create My SMTPCredentials をクリックしてSMTPユーザー情報を作成します。ここで作成したIDとパスワードでSMTPサーバにログインできるようになります。
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215508/usage-post-smtp-08.jpg)
- 「IAM User Name」の欄に適当な名前を入れます。デフォルトでもかまいません。
- 「作成」をクリックします。
作成してできたSMTP用のSmtp Username,Smtp Password を保存して覚えておきましょう
WordPress の設定画面に戻りましょう
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215510/usage-post-smtp-09.jpg)
- Post SMTP をクリックして設定画面を表示します
- ウィザードの開始をクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215512/usage-post-smtp-10.jpg)
- メールアドレスの欄にメールの Fromに表示されるアドレスを入力します
- 名前の欄にメールの差出人として表示される名前を入力します
- 「次」をクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215514/usage-post-smtp-11.jpg)
- 「送信メールサーバーのホスト名」の欄に、AWS SESのコンソール画面でメモした SMTPサーバのホスト名を入力します
- 「次」をクリックします。
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215517/usage-post-smtp-12.jpg)
- ソケット欄は SMTP-amazonaws.com
- 「次」をクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215519/usage-post-smtp-13.jpg)
- ユーザ名の欄にAWS SES で作成したユーザー名を入力します。(IAMユーザー名ではなくSMTPユーザー名です)
- パスワード欄にSMTPのパスワードを入力します
- 「次」をクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215521/usage-post-smtp-14.jpg)
- ここはデフォルトのままでとりあえずOKです
- 「次」をクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215523/usage-post-smtp-15.jpg)
- 完了をクリックして、設定を完了させます
以上で設定が完了したのでテストメールを送信してみます
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215525/usage-post-smtp-16.jpg)
- 「テストメールを送信」をクリックします
![](https://media.matically.jp/wp-content/uploads/2020/12/30215527/usage-post-smtp-17.jpg)
- メールを送りたい相手のアドレスを入力します。AWS SES の環境がSandBox環境だと、登録されたメールアドレスにしか送信できませんのでご注意ください。AWS SES が本番環境であれば自由なメールアドレスに対して送信できます。
- 「次」をクリックします
これでテストメールが無事に届けば設定は完了です。
エラーメッセージ等が表示された場合は SMTP サーバの情報等をもう一度見直してみてください。
以上で Post SMTP Mailer/Email Log の使い方の解説は終了です。
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